最近は、NASDAQ100やFANG+、Zテック20など、
ハイテク系の投資信託を見かける機会が増えてきました。
AIや半導体関連のニュースが増えたことで、
米国のハイテク企業に注目が集まっています。
一方で、
・「NASDAQ100とFANG+は何が違うのか」
・「S&P500と比べてどう考えればいいのか」
と迷うこともあります。
この記事では、
最近話題になっているハイテク系投資信託について、
特徴や違いを整理していきます。
※本記事は特定の投資信託の購入を推奨するものではありません。
投資判断はご自身のリスク許容度に合わせて行ってください。
なぜ最近ハイテク系投資信託が話題なのか
最近のハイテク系投資信託への注目は、
単に株価が上がっているからだけではありません。
AIの普及によって、 半導体、データセンター、クラウド、電力需要など、
関連する産業全体への期待が高まっています。
特にNVIDIAをはじめとしたAI関連企業の株価上昇によって、
NASDAQ100やFANG+などの指数が大きく上昇する場面も増えています。
今後はSpaceXやOpenAI、Anthropicなどをめぐる動向にも注目が集まっており、
AI・ハイテク関連への関心は引き続き高い状況が続いています。
こうした流れもあり、
NISAなどでハイテク系投資信託を検討する人も増えている印象です。
NASDAQ100とは?
NASDAQ100は、アメリカのNASDAQ市場に上場している企業の中から、
時価総額の大きい100社で構成される指数です。
IT、半導体、AI、クラウド関連など、 ハイテク企業の比率が高い特徴があります。
代表的な企業としては、
Apple、Microsoft、NVIDIA、Amazon、Metaなどがあります。
一方で、金融系企業の比率は比較的低く、
S&P500と比べるとハイテク企業への集中度が高い指数です。
S&P500との違い
| 項目 | S&P500 | NASDAQ100 |
|---|---|---|
| 構成銘柄数 | 約500社 | 約100社 |
| 特徴 | 米国の幅広い業種に分散 | ハイテク企業の比率が高い |
| 金融株 | 含まれる | 基本的に含まれない |
| 値動き | 比較的安定しやすい | 比較的大きくなりやすい |
| 代表的な企業 | Apple、Microsoft、NVIDIA、Amazon、Metaなど | Apple、Microsoft、NVIDIA、Amazon、Metaなど |
S&P500とNASDAQ100は、 まったく別の企業に投資しているわけではありません。
Apple、Microsoft、NVIDIA、Amazon、Metaなど、
現在のアメリカを代表する企業は両方の指数に含まれています。
違いは、S&P500が幅広い業種へ分散しているのに対し、
NASDAQ100はハイテク企業の比率が高い点です。
そのため、NASDAQ100の方がAIや半導体関連企業の影響を受けやすく、
値動きも大きくなりやすい特徴があります。
最近よく見かけるハイテク系投資信託
同じハイテク系投資信託でも、 投資対象や集中度は大きく異なります。
まずは全体像を整理してみます。
| 種類 | 特徴 | こんな人向け |
|---|---|---|
| NASDAQ100系投資信託 | 米国ハイテク企業へ幅広く投資 | まずはNASDAQ100へ投資したい |
| FANG+ | 大型ハイテク10銘柄へ集中投資 | より成長性を重視したい |
| Zテック20 | AI・半導体関連へ集中投資 | AIテーマへ期待している |
| レバナス | NASDAQ100の値動きを増幅 | 大きな値動きを許容できる |
| ゴルナス・ゴルプラ | 毎月分配型のNASDAQ関連商品 | 分配金に関心がある |
NASDAQ100系投資信託
NASDAQ100へ投資する投資信託としては、
・eMAXIS NASDAQ100インデックス
・SBI・iシェアーズ・NASDAQ100インデックス・ファンド
・ニッセイNASDAQ100インデックスファンド
・iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
などがあります。
いずれもNASDAQ100へ連動することを目指した商品で、
Apple、Microsoft、NVIDIA、Amazonなど、
アメリカを代表するハイテク企業へ投資できます。
商品ごとの違いは、 主に信託報酬などのコストや運用会社です。
特に最近は、 SBI・iシェアーズ・NASDAQ100インデックス・ファンドが
低コストな商品として話題になっています。
また、iFreeNEXT NASDAQ100インデックスは、
NASDAQ100系投資信託の中では珍しく、
NISAのつみたて投資枠対象商品となっています。
「まずはNASDAQ100へ投資したい」 という場合は、
このNASDAQ100系投資信託が選択肢になりやすいでしょう。
NASDAQ100系投資信託は、 ハイテク企業へ投資したいものの、
FANG+やZテック20ほど集中させたくない場合にも選ばれています。
iFreeNEXT FANG+インデックス(FANG+)
FANG+は、 NASDAQ100よりも銘柄数が少なく、
大型ハイテク企業へより集中した指数です。
代表的な構成銘柄には、
NVIDIA、Microsoft、Amazon、Meta、
Netflix、Apple、Broadcomなどがあります。
NASDAQ100が約100銘柄で構成されているのに対し、
FANG+は10銘柄程度へ集中して投資します。
そのため、 上昇時は大きく伸びることがありますが、
下落時の値動きも大きくなりやすい特徴があります。
「NASDAQ100では少し物足りない」
と考える投資家から注目されることもあります。
iFreeNEXT インデックス Zテック20(Zテック20)
Zテック20は、 AI・半導体・データセンター関連企業など、
テクノロジー分野へ集中投資する指数です。
代表的な構成銘柄には、 NVIDIA、Broadcom、TSMC、AMDなどがあります。
NASDAQ100やFANG+と比べても、 AI関連企業への集中度が高く、
AI市場そのものへ期待する投資家から注目されています。
テーマ性の強い投資信託を探している場合は、 選択肢の一つになるかもしれません。
レバレッジ型NASDAQ100投資信託(レバナス)
レバナスは、 NASDAQ100の値動きを増幅することを目指した投資信託です。
上昇局面では大きなリターンになることがありますが、
下落局面では損失も大きくなりやすい特徴があります。
通常のNASDAQ100よりもリスクが高いため、
値動きの大きさを理解したうえで考える必要があります。
毎月分配型NASDAQ関連ファンド(ゴルナス・ゴルプラなど)
最近は、 毎月分配型のNASDAQ関連商品も話題になることがあります。
代表的なものとして、 ゴルナスやゴルプラなどがあります。
分配金を受け取れることが特徴ですが、
オプション取引などを活用している商品もあり、
通常のNASDAQ100とは異なる仕組みになっています。
高い分配率が注目されることもありますが、
値動きや仕組みを理解したうえで考えることが大切です。
どんな人が選んでいる?
ハイテク系投資信託は種類が多いため、 どれが良いかで迷うこともあります。
実際には、 商品そのものよりも、
どの程度の値動きを許容できるかで考える方が分かりやすいかもしれません。
| 考え方 | 選択肢の例 |
|---|---|
| まずは広く分散したい | オルカン・S&P500 |
| ハイテク比率を高めたい | NASDAQ100 |
| より成長性を重視したい | FANG+ |
| AIテーマへ期待したい | Zテック20 |
| 大きな値動きを許容できる | レバナス |
もちろん正解は一つではありません。
大切なのは、 自分が続けられる範囲の値動きかどうかを考えることです。
高いリターンが期待できる商品ほど、
下落時の値動きも大きくなりやすい傾向があります。
ハイテク系投資信託のリスク
ハイテク系投資信託は、 高い成長が期待される一方で、
値動きも大きくなりやすい特徴があります。
特にAIや半導体関連企業へ資金が集中しているため、
市場環境の変化によって大きく下落することもあります。
実際に2022年には、
金利上昇の影響などからNASDAQ100が大きく下落した時期もありました。
そのため、 短期間で大きく増やすことだけを期待するのではなく、
長期的な視点で考えることも大切です。
また、 FANG+やZテック20はNASDAQ100以上に集中度が高く、
レバナスはさらに値動きが大きくなります。
商品ごとにリスクは異なるため、
投資対象や仕組みを確認したうえで考えたいところです。
ハイテク系投資信託は分散投資とどう考える?
ハイテク系投資信託は成長期待が大きい一方で、
値動きも大きくなりやすい特徴があります。
そのため、 オルカンやS&P500を中心にしながら、
一部でNASDAQ100やFANG+を組み合わせる考え方もあります。
どこまでハイテク企業へ比重を置くかによって、 投資スタイルは大きく変わります。
まとめ
最近はAIや半導体関連の成長期待もあり、
ハイテク系投資信託への注目が高まっています。
一方で、 同じハイテク系投資信託でも、
NASDAQ100、FANG+、Zテック20、レバナスなど、
特徴やリスクは大きく異なります。
また、今後はSpaceXやOpenAI、Anthropicなどの上場期待を話題にする声もあり、
AI・ハイテク関連への注目は続く可能性があります。
どれが一番良いというよりも、 自分がどの程度の値動きを許容できるか、
どの分野へ期待しているかによって選択肢は変わります。
オルカンやS&P500との違いも整理しながら、
自分に合った投資スタイルを考えていきたいところです。
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