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スマホのデータ通信を毎月20〜40GBほど使う場合、楽天モバイル・LINEMO・ahamoは有力な候補です。ただし、同じ価格帯でも「データ容量」「通話の仕組み」「海外利用」には大きな違いがあります。
この記事では、3社の公式情報をもとに料金とサービス内容を比較します。筆者自身の利用体験による評価ではありません。
情報確認日:2026年9月4日
結論:3社のおすすめは使い方で決まる
先に結論をまとめると、次のように選ぶと分かりやすいです。
- 月によって20GBを超えたり、30GB以上使ったりするなら「楽天モバイル」
- 毎月30GB以内で、LINEをよく使うなら「LINEMOベストプランV」
- 海外利用を重視する、または増量期間中に30〜40GB使うなら「ahamo」
3社とも月額3,000円前後ですが、誰にでも同じサービスがおすすめというわけではありません。まずは比較表で違いを確認しましょう。
2026年9月時点:ahamoは「データ増量おためしキャンペーン」により、月額2,970円のまま通常30GBに10GBが追加され、国内では40GBまで利用できます。終了後は通常の30GBに戻るため、恒常的に40GB前後使う場合は楽天モバイルの無制限プランも比較してください。
楽天モバイル・LINEMO・ahamoの比較表
| 項目 | 楽天モバイル | LINEMO | ahamo |
|---|---|---|---|
| 主なプラン | Rakuten最強プラン | LINEMOベストプランV | ahamo |
| 月額料金(税込) | 3GBまで1,078円、3GB超〜20GBまで2,178円、20GB超は3,278円 | 3GBまで990円、10GBまで2,090円、30GBまで2,970円 | 2,970円 |
| 国内データ容量 | 20GB超は無制限※ | 最大30GB | 通常30GB(増量期間中は40GB)※ |
| 容量超過後 | 無制限プランのため容量による段階制限なし※ | 30GB超で最大1Mbps、45GB超で最大128kbps | 最大1Mbps |
| 国内通話 | Rakuten Link利用で無料※ | 1回5分以内の国内通話込み※ | 1回5分以内の国内通話込み※ |
| 海外利用 | 毎月2GBまで追加料金なし | 海外向けサービスの申込み・条件確認が必要 | 海外91の国・地域で合計30GBまで追加料金なし※ |
| 回線 | 楽天回線・パートナー回線 | ソフトバンク回線 | ドコモ回線 |
| テザリング | 対応 | 対応 | 対応 |
※公平なサービス提供のため速度制御が行われる場合があります。通話無料・5分無料には対象外番号があります。海外利用にも対象地域、利用期間、容量などの条件があります。契約前に必ず各社の最新情報をご確認ください。
比較するときに重要な3つの違い
1.データ容量と料金の仕組み
楽天モバイルは、使ったデータ量に応じて料金が3段階に変わります。20GBを超えると月額3,278円で、国内データ通信は無制限です。
そのため、普段は20GB前後でも、動画視聴やテザリングで30GBを大きく超える月がある人に向いています。反対に、毎月30GB以内に収まる人は、LINEMOまたはahamoのほうが月額料金を308円抑えられます。
LINEMOベストプランVは10GB超〜30GBが月額2,970円、ahamoは月額2,970円で通常30GBです。2026年9月時点のahamoは増量により国内40GBまで利用できます。利用可能量を使い切った後はいずれも最大1Mbpsとなるため、高画質動画や大容量ファイルの送受信には不向きです。
2.無料通話の使い方
LINEMOベストプランVとahamoは、標準の電話アプリから発信した1回5分以内の国内通話が基本料金に含まれます。短い電話を何度もかける人に分かりやすい仕組みです。
楽天モバイルは、専用アプリ「Rakuten Link」からの国内通話が無料です。ただし、標準の電話アプリから発信すると通話料がかかります。また、ナビダイヤルなど無料通話の対象外となる番号もあります。
専用アプリの使い分けが気にならない人には楽天モバイル、標準の電話アプリで短い通話をしたい人にはLINEMOまたはahamoが向いています。
3.回線と海外利用
3社は利用する回線が異なります。
- 楽天モバイル:楽天回線とパートナー回線
- LINEMO:ソフトバンク回線
- ahamo:ドコモ回線
通信品質は、生活圏や建物の構造、時間帯によって変わります。全国的な評判だけで判断せず、自宅・職場・通勤経路のエリアを各社の公式サイトで確認することが大切です。
海外利用では、ahamoが分かりやすい選択肢です。対象となる91の国・地域で、国内利用分と合わせて月30GBまで追加料金なしで利用できます。ただし、海外で最初にデータ通信を利用した日から15日を超えると、通信速度が最大128kbpsに制限されます。
楽天モバイルは海外ローミングを毎月2GBまで追加料金なしで利用できます。LINEMOの海外利用は国内プランとは別の条件があるため、渡航前に対象国・料金・申込方法を確認しましょう。
楽天モバイルがおすすめな人
楽天モバイルは、次のような人に向いています。
- 20GBを超える月が多い
- 月によってデータ使用量が大きく変わる
- 動画視聴やテザリングで30GB以上使う
- Rakuten Linkを使った国内通話に抵抗がない
最大の特徴は、月額3,278円で国内データ通信を無制限で使える点です。LINEMOやahamoとの差額は月308円なので、30GBを超える可能性が高い人には有力な候補です。
一方、Rakuten Linkを使わずに電話をすると通話料がかかります。契約前には、自分の生活圏が楽天回線のサービスエリアに入っているかも確認しましょう。
LINEMOがおすすめな人
LINEMOベストプランVは、次のような人に向いています。
- 毎月のデータ使用量が30GB以内
- LINEのトークや音声・ビデオ通話をよく使う
- ソフトバンク回線を使いたい
- 1回5分以内の短い電話が多い
LINEMOには「LINEギガフリー」があり、対象となるLINEのトーク、音声通話、ビデオ通話などはデータ容量を消費しません。30GBを使い切った後でも、対象機能は速度制限の影響を受けません。
ただし、LINEのすべての機能が対象になるわけではありません。外部サイトへの接続や一部サービスはデータ容量を消費するため、対象範囲を公式サイトで確認してください。
ahamoがおすすめな人
ahamoは、次のような人に向いています。
- 通常は30GB以内、増量期間中は40GB以内
- ドコモ回線を使いたい
- 1回5分以内の短い電話が多い
- 海外旅行や海外出張でデータ通信を使いたい
月額2,970円で通常30GBと5分以内の国内通話が含まれ、料金体系がシンプルです。2026年9月時点は増量期間中のため、国内では40GBまで利用できます。海外91の国・地域では、国内利用分と合わせて月30GBまで追加料金なしで使えます。
また、通常は「大盛りオプション」を追加すると月額4,950円で合計110GB、増量期間中は120GBまで利用できます。無制限までは必要ないものの、毎月30GBを大きく超える人には比較候補になります。
海外利用は連続利用期間による速度制限があるため、長期滞在には注意が必要です。
使い方別の選び方
月によって20GB以下にも30GB以上にもなる
楽天モバイルが候補です。使用量が少ない月は料金が下がり、20GBを超えた月は3,278円で無制限になります。
ただし、20GBをわずかに超える程度で毎月30GB以内なら、月額2,970円のLINEMOまたはahamoのほうが安くなります。
毎月30GB以内でLINEをよく使う
LINEMOベストプランVが候補です。LINEギガフリーの対象機能をよく使う人は、30GBをほかの用途に回しやすくなります。
30GBを超えるが40GB以内に収まる
増量期間中はahamoが候補です。月額2,970円のまま国内40GBまで利用できます。ただし、キャンペーン終了後は通常の30GBに戻るため、長期的に40GB前後使う場合は楽天モバイルの無制限プランと比較してください。
海外でもそのままデータ通信を使いたい
ahamoが候補です。対象となる91の国・地域で月30GBまで追加料金なしで使えます。旅行前には、対象地域と15日を超えた場合の速度制限を確認してください。
毎月10GB以下しか使わない
今回の3プランに絞る必要はありません。小容量プランや格安SIMのほうが通信費を抑えられる可能性があります。
小容量も含めた選び方は、スマホ代を見直す方法と格安SIMの選び方で解説しています。
乗り換える前の確認事項
申込み前に、次の項目を確認しておきましょう。
- 直近3か月のデータ使用量
- 自宅・職場・通勤経路のサービスエリア
- 1回の通話時間と月間の通話回数
- 現在のスマホが利用予定回線に対応しているか
- キャリアメールや留守番電話など必要な機能の有無
- 家族割・光回線とのセット割を含めた現在の実質負担額
- 海外利用の予定と滞在日数
月額料金だけでなく、通話オプションや現在受けている割引まで含めて比較すると、乗り換え後に高くなる失敗を防げます。
よくある質問
20GBを少し超えるだけなら楽天モバイルがよいですか?
必ずしもそうではありません。楽天モバイルは20GBを超えると月額3,278円です。毎月30GB以内なら、月額2,970円のLINEMOベストプランVまたはahamoのほうが月308円安くなります。増量期間中は、ahamoなら同額で国内40GBまで利用できます。
一方、30GBを超える月がある場合や使用量が読めない場合は、楽天モバイルの無制限が安心です。
LINEMOとahamoはどちらがよいですか?
通常時の上限はどちらも月額2,970円・30GBです。ただし、2026年9月時点のahamoは増量期間中で国内40GBまで利用できます。LINEをよく使う人やソフトバンク回線を選びたい人はLINEMO、海外利用・ドコモ回線・30〜40GBの利用を重視する人はahamoが候補です。
通話が多い人はどれを選ぶべきですか?
専用アプリを使えるなら、Rakuten Linkで国内通話が無料になる楽天モバイルが候補です。標準の電話アプリで短い通話をするなら、5分以内の国内通話が含まれるLINEMOベストプランVまたはahamoが分かりやすいでしょう。
長電話が多い場合は、各社の完全かけ放題オプションを加えた総額で比較してください。
申込み前に通信品質を試せますか?
通信品質は場所や端末によって変わります。まず各社の公式エリアマップと対応端末を確認してください。デュアルSIM対応端末を使っている場合は、現在の回線を残したまま新しい回線を試す方法もあります。
まとめ
楽天モバイル・LINEMO・ahamoは、いずれも月額3,000円前後で中〜大容量を使う人に向いたプランです。
- データ使用量が変動する、または30GB以上使うなら楽天モバイル
- 30GB以内でLINEをよく使うならLINEMOベストプランV
- 海外利用を重視する、または増量期間中に30〜40GB使うならahamo
料金だけを見るとLINEMOとahamoが月308円安く、増量期間中のahamoは国内40GBまで利用できます。一方、キャンペーン終了後も30GBを超える月が多い場合や使用量が読めない場合は、楽天モバイルの無制限が強みです。直近3か月のデータ使用量、通話方法、生活圏の回線、海外利用の有無を確認して選びましょう。


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